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インプラントフレップレス手術

2021年09月23日

インプラントフラップレス手術

 

30代女性のケース

 

新たにオステムインプラントを導入して、最近ではほとんどオステム社のインプラントを使用しています。

 

アジア(韓国)のメーカーなので、アジア人向けに設計されていることや、精度の高いガイドシステムなど非常に使い勝手に優れています。また、フラップレス(歯肉を切らない)でのインプラント埋入も可能であり、患者さんにとっても非常に負担のすくない手術が可能です。

 

 

 

今回はオステムインプラントのガイドシステムを利用しフラップレス(歯肉を切らない)でインプラントを埋入したケースをご紹介します。

 

 

30代女性で、もともと永久歯が先天的に欠損(生まれつき歯が無い)患者様です。乳歯をずっと保存しておりましたが、ついにもたなくなり抜歯してインプラントで歯を入れることにしました。

 

抜歯後、骨の治癒を待ちます。

CTを撮影してインプラントができるだけでの骨があるかないかを確認します、

その後、コンビューターソフトを用いてインプラントを埋め込む場所を決めます。

 

こちらがインプラントガイドの設計です。

 

 

設計では骨の中央部にインプラントを入れるように設計されています。

また、埋め込む深さですが骨の高さが若干足りない可能性があり、上顎洞底挙上術(ソケットリフト)も計画しました。

 

上顎洞とは

鼻の奥にある空洞(副鼻腔で最大の大きさの空洞)

 

上顎洞底挙上術とは

https://www.implant.ac/knowledge/article/211/

インプラント埋入するにあたり、上顎洞の底部をあげてインプラントが入る隙間を確保する手術

側方からアプローチして広範囲に挙上する方法(サイナスリフトやラテラルアプローチと呼ばれる)と、垂直的にアプローチしてインプラントを埋入する部分だけを限局的に挙上する方法(ソケットリフトやバーチカルアプローチ、クレスタルアプローチと呼ばれる)があります。

 

 

ソフト上でインプラントを埋め込む深さや位置を決めた後、サージカルガイドを作成します。

ガイドは3Dプリンターで製作されます。

 

このガイドを口腔内に装着し専用のドリルを用いて穴をあける事で、コンピューターソフト上で計画した位置にインプラント入れる穴をあけることができます。

 

今回のケースは歯肉を切らずに、パンチで歯肉に穴をあけるだけで手術を行いました。即日でアバットメント(土台)を装着し、テンポラリークラウン(仮歯)の装着まで行いました。

要した時間は30分ほどでした。

歯肉を切っていないため縫合の必要もなく、抜糸ももちろん不要です。

 

 

 

 

術後のCT画像です。

 

 

予定通りの位置にインプラントが埋入されていることが確認できます。

本ケースでは骨の厚みが薄く、骨の高さも低いので1mmのズレも許容されないケースです。

精度の良いガイドシステムを利用することで歯肉を切らないでもここまで精密にインプラントを埋入することができます。

 

あらかじめガイドシステムを用いてインプラントを埋入する位置を決めておけるので、即日で土台をたてて仮歯を装着することも可能です。

もっとも、即時荷重はインプラントの初期固定力や噛み合わせなどを考慮して行う必要があります。

 

このようにガイドシステムの利用はインプラント治療に対して非常に有効です。

ガイデッドサージェリーについて

2020年09月6日

ガイデッドサージェリーについて

 

当院ではインプラントの埋入オペは必ずサージカルガイドを作成します。

サージカルガイドは今ではかなり一般的にはなっておりますが、当院では約10年前から導入しております。

サージガイドを使用してインプラントの埋入手術を行う方法をガイデッドサージェリーと言います。

 

サージカルガイドとは

 

CTデータからコンピューターソフト上で最適なインプラント埋入位置を決め、その位置に正確にドリルで穴をあけるための器具です。

当院ではストローマン社製のインプラントを使用しており、サージカルガイドもストローマン社製の物を使用しております。

以前は歯型を作成して歯科技工士の手で作成しておりました。

 

手順は以下です

 

① CTを撮影しインプラントを埋入できる骨があるか確認

② 歯型を取り、模型を作成

③ 歯科技工士がワックスアップを行い、インプラントで歯を入れた状態を再現

④ ③で作成したワックスアップを取り込んだマウスピースを作成

⑤ ④で作成したマウスピースをお口にはめた状態でCTを撮影

⑥ CTデータをコンピューターソフトに取り込み、インプラント埋入位置の設計

⑦ 設計データを元にマウスピースを加工して、歯科技工士がサージカルガイドを作成

 

このように非常に手間のかかる作業でした。

 

歯科技工士による作業が2回必要(②③、⑦)になります。そのたびに宅配便で技工所に模型を送る必要がありました。

また、CT撮影が2回(①と④)必要となります。

最短でも1か月近くはこの作業に期間を要しておりました。

 

 

ところが、ここ数年でセレックなどの光学印象機器が普及し、型を取らなくてもコンピューターソフト上で簡単にサージカルガイドが作成できるようになりました。

 

手順は以下のように短種されました。

 

① CTを撮影しインプラントを埋入できる骨があるか確認

 

② セレック(光学印象機器)で歯型をスキャン①と②のデータをコンピューターソフト上に取り込み、インプラント埋入位置の設計

 

 

③ 設計データをインターネットでメーカーに送信し、3Dプリンターでサージカルガイドを作成

 

 

このように作業手順が大幅に減りました。

また、設計データをインターネットでメーカーに送信できるので納期をお幅に短縮されました。

数日でサージカルガイドが作成できるようになりました。

 

デジタル技術の進歩と普及のお揚げでインプラント治療はより安全でよりスピーディーになりました。

インプラント治療に限らず、セレックなどのCAD/CAM技術を利用し即日でクラウンを作成することも可能となりました。

 

 

矯正治療も歯型を光学印象機器(iTero)で歯型をスキャンするだけで矯正後の歯並びをシュミレーションしたり、矯正器具をすぐに作成することが可能となりました。

 

健康保険にもCAD/CAM技術を用いた治療方法が導入されています。これからの歯科医療従事者は手先の器用さだけではなく、デジタル技術を扱う知識も必須となってきております。

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