「シンプル・インプラント」
無駄を排除し、患者様の負担を最小限にする
無駄を排除し、患者様の負担を最小限にする
当院のインプラント治療の特徴は「いかにシンプルに治療できるか」。
なぜ、当院が「シンプル」にこだわるのか。
それは、シンプルな治療にすることで、無駄な治療を排除し、治療期間や患者様の負担を最小限にできるからです。
何事もそうですが、突き詰めると最終的には「シンプル」になります。しかし、知識や経験がないと、そもそも「何が無駄なのか」を把握できず、複雑で難しいものになってしまいます。
インプラント治療は、「噛めるようになる」ことが最終目標ですが、外科処置が伴いますので、いかに患者様の肉体的・精神的負担を最小限にするかも同じレベルで考えなければなりません。
大切なのは、精度の高い「治療計画」の立案、そして「精密機器/オペ環境/インプラントメーカー」です。
CTとは、立体的(三次元)に骨の状態や神経の位置を把握できる特殊な撮影装置です。
二次元のレントゲン(歯科医院にある通常のレントゲン)では見えなかったこと、分からなかったことが、CTなら正確に診査と診断ができ、安全性と治療の確実性を高めることが可能となります。
医療において「見える」「見えない」は治療クオリティに大きな差が出ます。
外科手術を伴うインプラントにおいてはなおさらです。
また、当院ではより確実性の高い治療を行うため、「ガイデッドサージェリーシステム」も利用しています。
ガイデットサージェリーとは、CTデータとシミュレーションソフトによる分析で得られた情報をもとに決定された、インプラントを埋め込む場所・角度・大きさ・長さなどの情報を反映させて作製されたマウスピースのようなものとご理解いただければと思います。実際の手術では、これをお口にはめ込み、穴が開いている部分にインプラント体を埋入するだけで、的確なオペが可能になります。
インプラント治療は他の治療と異なり外科処置が伴いますので、万全の態勢で臨む必要があります。特に治療部位への感染防止のため、滅菌体制の構築は大切です。当院では個室のオペ室があり、オペの際にはしっかりとした滅菌体制で治療に臨みます。
精密な治療を行うため、当院では高倍率ルーペを利用します。
肉眼よりも最大8倍、視野を拡大することができます。
インプラントメーカーは国内で流通している物で50から100社あると言われており、海外から個人輸入できるものも含めると200社を超えます。それぞれ特性が異なりますし、中には粗悪品も含まれます。
安いインプラント治療を打ち出している医院は、「安かろう悪かろう」インプラントを提供していることも少なくありません。
メーカーを選定する上での基準は「日本国内および世界におけるシェア」となります。
当院で使用しているインプラントは、ストローマン社(世界シェア第1位)です。
シェアの高さは「品質」や「実績」、そして多くのドクターにその有効性が認められていることの証明です。
ストローマンインプラントの一番の特徴は「治療期間を大幅に短縮できる」ことです。
インプラントが周囲の骨と結合するまでの期間は、通常2~4ヶ月必要ですが、ストローマンインプラントは1~2ヶ月となり、短期間での治療が可能となります。
また、それ以外のメリットもあります。
例えば将来転勤など何かしらの事情で遠方に引っ越すことになった時、引っ越し先の医院でそのメーカーを取り扱っていなければ、何かあった時に治療を受けることができません。
「全国どこでも治療できる医院が多い」という意味でも、シェア率の高いインプラントメーカーを選択する価値があります。
インプラントの保証期間はその医院の「自信の表れ」とも言えます。
当院では10年保証で対応しております。
また、インプラント第三者保証機関「ガイドデント」に当院は認定されていますので、一般的に保証対象にならないケースも保証しております。以下ご説明します。
通常は、偶発的な事故によるアクシデントは保証の対象になりませんが、当院の保証システムは、ご家庭での事故はもちろん、仕事やスポーツ・レジャー中のさまざまな偶然な事故により生じた破折・脱落も、認定会員が無償で再治療を行います。
患者様の転居等による地理的な条件で、当院で再治療等ができない場合は、再治療ネットワークにより最寄りの認定会員をご紹介いたしますので同じ条件の保証が適用されます。
インプラントを入れれば、生涯利用し続けられる、と理解している患者様が多くいらっしゃいます。
これは事実ではありません。
インプラント治療は入れ歯やブリッジと比べ長く利用できる治療法ですが、あくまで「メンテナンス」をしっかりすることが前提となります。
特に「インプラント周囲炎」という病気に気を付けなければなりません。
インプラント周囲炎は、歯周病と同じような病気と思っていただければと思います。
これに侵されてしまうと、最終的にはインプラントが脱落します。
そうならないために、ご自宅でのケアの他、歯科医院での特殊なケアが必須になります。
当院でのケアは科学的根拠に基づいているのが特徴です。
お口の汚れを単に除去するだけではなく、次の検査を行い、患者様の状態を正確に把握し、オリジナルのプログラムを立案します。
DNA定量検査方法で、感染している歯周病菌の種類を特定し、かつ、その菌数を測定します。この検査を実施することにより、今までは「歯周病菌」とまとめて扱われてきたものを細分化します。これにより、感染している歯周病原因菌の治療に最も効果のある薬の選択が可能になります。
唾液検査をすることで、お口の中の細菌数や唾液緩衝能(歯が溶けはじめる酸性の状態から中性に戻す力)などが判明します。この情報により、患者様固有のオリジナル予防プログラムを立案していきます。
細菌の状態を確認できる位相差顕微鏡を利用し、菌の活動性、種類等を確認します。場合によっては患者様にもご確認いただくことがあります。治療前・治療後に観察し変化を確認していきます。
予防処置は悪くなった部分を治療するというものではなく、悪くならないように管理する処置となります。そのため、他の処置よりも「計画的な管理」「患者様のライフスタイルへの精通」「信頼関係」を必要とします。
これを実現させるため当院では患者様ごとに担当の歯科衛生士がつきます。
「インプラントは外科処置が伴うので、信頼できる歯科医院で治療したい。しかし、どこでインプラント治療すればいいの?何を基準に選べばいいの??」
このような相談を受けることがあります。
歯科医師の立場からお伝えすると下記の事項が必須と考えられます。
もちろん上記以外にもあります。
しかし、最終的には「患者様と担当医との相性」という直感的な部分が大切なのかなとも考えます。
この部分を知るには、「直接ドクターと話し、そのドクターの人間性を知る」ことしかないのかなと思います。
患者様のお口の状態や体の状態、そして何よりも患者様の希望をしっかり把握した上で、どのような選択肢があるのか、そしてどのようなメリット・デメリットが存在するのかをしっかりと説明し、最終的な判断は患者様に任せる。
この姿勢があるかどうかが「信頼できる医院」の1つの基準だと思います。
当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。